幼少の頃より台湾、シンガポールで約9年間過ごす。その海外での豊富な経験の影響で日本の文化に対する深い興味を抱く。バイオリン、トロンボーン、ギターを経験し、大学入学と同時に尺八と出会う。上智大学外国語学部卒業。NHK邦楽技能者育成会第44期卒業。大橋伶晴氏、菅原久仁義氏に尺八を師事。上智大学の邦楽サークル「箏曲部」で主に地唄箏曲や宮城曲を学んだ後、菅原師の元で古典本曲を学ぶ。和楽器オーケストラ「むつのを」や「日本音楽集団」に参加。尺八トリオ「般若帝國」を結成し、尺八音楽の可能性を広げるべく、20曲以上の新曲を世に発表する。箏や三絃奏者との古典、コンテンポラリーの演奏はもとより、津軽三味線、和太鼓、演劇、ピアノやサックスなどの洋楽器とのコラボレーションも多い。海外公演ではフランス、ドイツ、中国、タイ、ニューヨーク、シカゴ、ネパール、バングラデシュ、インド、スリランカ、ルーマニア、ロシア、マレーシア、インドネシア、オーストラリアなどへ国際交流基金の派遣事業などで演奏。2008年7月にWorld Shakuhachi Festival 2008へ招待演奏家として招聘された。
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