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Lips First CD
“Lips”

Lips 1st CD

和と洋のハーモニー、筝とフルートの注目ユニット Lips のFirst CDがリリースされました。

聴く人の心に清らかな感動をもたらす、 二人の奏でる彩り豊かな音色をお楽しみください。

WQCA-1003
定価2,000円
発売元:ウォーターネットSG
販売元:スリーディーシステム、プライエイド・レコーズ

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収録楽曲

※3曲目・6曲目は作者による解説。他はLipsによる解説。
1:子守歌 〜「ドリー」より〜 :ガブリエル・フォーレ作曲
ピアノ趣弾集の「ドリー」より、第1曲の子守歌。ドリーという名は、当時フォーレが交際していた女性の愛称だそうです。
この曲の響きはフルートに良く合い、ハープの伴奏で度々演奏されます。それならば筝とも…と思い挑戦しましたが、何度も転調を繰返すので、13絃しかない筝にとっては大変難しい曲になってしまいました。優雅で温かく、愛に満ちたこの曲からは、フォーレのドリーに対する深い愛情が伝わってくるようです。
2:ナナ 〜「7つのスペイン民謡」より〜 :マニュエル・デ・ファリャ作曲
「ナナ」は、スペイン南部のアンダルシアあるいはムルシア地力に伝わる子守歌を、この国に生まれたファリャが「7つのスペイン民謡」の一曲として編曲した作品です。この編曲によって、子守歌の異国情緒溢れる調べは不滅のものとなりました。原曲は歌曲で、次のような、詠み人しらずの歌詞がついています。「ねんねん坊や、ねんねしな、かわいい坊や、ねんねよ明けのお星さま」。
3:フルートと箏の為の前奏曲 :清水昭夫作曲
前奏曲という標題が付けられているが、その意図は後に続く作品を演奏する前の“肩慣らし”の意味である。“肩慣らし”の意味合いから箏の調弦は<平調子><ひぐらし調子>を順次用い、曲中にて幾度も調弦替えする。変則的なソナタ形式による作品で、高度な演奏技巧を要する。
4:千鳥の曲 :吉沢検校作曲
箏曲の古典曲で古今集の歌詞によった古今組の最初の曲。磯の松風、波の音、千鳥の声、櫓の音等の擬音を巧みに響かせ、海辺の情景を遠くから聴こえるように表現致します。
塩の山、差出の磯にすむ千鳥
君が、御代をば八千代とぞなく
(古今集、巻七、賀歌、詠み人しらず)
5:競馬 〜中国苗族の音楽より〜
中国の騎馬民族の音楽。元来は笙による独奏曲でしたが、その響きと旋律をピッコロの音に寄せ、軽快に走る馬の蹄の音を箏に表しました。短い小品ですが、大地を駆ける馬を音に模した、躍動感と広がりのある作品です。
6:秋潦 〜フルートと箏のための〜 :橋本剛作曲
潦(ろう)とは「降雨が多い・水に浸かる」という意味があり、秋潦(しゅうろう)とは、秋の大雨のことを指す。
本作品は、風(Fl)と雨(箏)の神が天空より地上に降り立ち、ひとときの舞に興じるという神話的、あるいはアミニズム的発想から生まれたものである。雨はその降り方の多様さを見せ、風もまた変幻自在にそれに応える。舞の競演を終えて風と雨の神はまた翌年の豊作を地上にもたらすことを約束し、天へと還ってゆく。あとには静けさだけを残して。
7:この道 :山田耕筰作曲
「この道」は、山田耕筰によって生涯の盟友となる詩人、北原白秋との仕事の中から生み出された近代日本歌曲です。白秋は自身が見た札幌の風景を少年の視点で描いています。耕筰はこの詩を詠み、亡き妻と共に歩いた「この道」を想って感激したと言われています。
「いつか・・・」と回想へと入っていく世界を表現できたらと想います。
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