尺八演奏家として独自の活動を続ける小濱明人。
注目のCD「波と椿と」は、それぞれの分野のトッププレイヤー・ソリスト6人と一対一のデュオ作品6曲を収録。全曲自らの作・編曲で、パーカッション、薩摩琵琶、ウッドベース、尺八、ヴィオラ、十七絃の6つの楽器と向き合う。
レコーディングは、「夕焼け小焼け」の「山のお寺」のモデルとなった高尾の興慶寺・本堂で行われた。
「音」と「音」の間に存在する「静寂」。
小濱明人の尺八と各ソリストの楽器から生み出される「音」は、その「静寂」とともにこれまでにない即興性と自由な感性に溢れている。
CDジャケットは、美術家・川井ミカコさんの作品とのコラボレーション。アートと音楽によるこの二人の活動も国際的に展開される予定だ。
1975年香川県高松市生まれ。古典本曲を石川利光氏に、民謡を米谷智に学ぶ。第46期NHK邦楽技能者育成会を卒業。2000年には第2回尺八新人王座決定戦で優勝をかざる。
現在、ソロでの活動の他、Bass・Drums・尺八によるユニット「天籟」での活動や、英哲風雲の会の和太鼓奏者・小泉謙一とのライブを展開中。また、民謡の伊藤多喜雄率いるTAKIO BANDのメンバーとしても活躍している。2004年には全編即興によるsoloアルバム「風刻」を発表し、ドイツでの単独公演を成功させる。
他に、数々のレコーディングに参加、海外での演奏もアメリカ、イギリス、ドイツ、韓国、フィジー、ソロモン諸島、パプアニューギニアと多数行っている。
CD「波と椿と」収録曲の楽曲ダウンロードサービスも開始しました。
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